ふかゆきブログ

ちいさな喜びと幸せ、その積み重ね

勾玉三部作

勾玉三部作、読み直しました

 

10年ぶりくらいに、荻原規子さんの「水色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」勾玉3部作を読みました。

 

今回「白鳥異伝」をはじめに読んだのですが、勾玉を一つづつ集めて旅する、ファンタジーの王道的展開で、初めて読む方も、ここから読むと入りやすいかなぁと思いました。遠子と小倶那は「西の善き魔女」のフィリエルとルーンを思い起こさせます。(こちらのが先かとも思いますが)

 

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荻原さんの描く女主人公は、活発で型破りなことが多く(RDGレッドデータガールの泉水子ちゃんはおとなしいキャラですが型破りなのには違いない)、次々と思わぬことやってくれて物語を引っ張っていきます。

歴史は、時に女性の行動力で作られていったのかしら、なんて想像してしまいます。

 

今年後半も良い本に出会えますように。