「武器になる哲学」2
「武器になる哲学」を読んで
「49 未来予測
ー未来を予測する最善の方法はそれを「発明」することだ アラン・ケイ」
(「武器になる哲学」より)
とあります。未来のことを決めるのに「予測」に頼りすぎている、というのです。
著者はコンサルなので、仕事で「未来予測」の相談を受けることが多いそうですが、今の世界はどこかの誰かの意思決定の積み重ねで作られてるわけですから、考えなければいけないのは、「未来がどうなるか?」ではなく、「未来をどうしたいか」ということだと。
未来はどうなるかはわからないので、このままだとどうなるのか?その時どうしよう?と考えがちです。今は、誰かに相談しなくても、ネットで調べれば、シンクタンクのレポートも未来予測もいろいろな情報を見ることができます。最初に自分で予測すらしないで、ググってしまいがちです。
大事なのは、自分で予測することでもなく、どういう未来にしたいかを考え、アクションを起こすことだと、ですね。
社会の問題、人口減少、高齢化、環境汚染、戦争、憲法、、個人の問題もたくさんあります。
自分がアクションを起こしたところで、変わらない問題もあると思います。それでも、必ず自分の頭で考えることから始めたいと思います。
そして、考えるためには知ること。正しい知識や情報を得ること。
学生時代にもっと勉強に身を入れればよかったな、と思いつつ、今からでも日々勉強です。